バンゲリングベイとは

バンゲリングベイ は、アメリカのブローダーバンドが製作したシューティングゲーム。

チョップリフター、ロードランナーと共に「バンゲリング帝国三部作」の一つです。

日本国内では1985年2月22日にハドソンがファミコン向けソフトへと移植し世に出されました。

ファミコン版をベースに操作の仕方など規格を書き直した移植作品ができあがり、任天堂よりアーケードバージョン、ソニーだと1985年7月21日にMSXバージョンがおのおのリリースされました。

バンゲリングベイ ゲーム内容

見下ろし目線の平面全方向自由スクロールのシューティングゲームです。

プレーヤーは、自分の機体のヘリコプターを操作して、自軍の航空母艦を護衛し敵キャラやレーダー・砲台などといった防空網を壊しながら、敵の国「バンゲリング帝国」の戦略基盤を崩壊することがゲームクリアの目標になります。

攻撃手段は、対空に適したバルカン砲と対地に向けたボムの2タイプ。

自分の機体はライフ制で、被害を被るごとにダメージ値がたまりだんだんと空を飛ぶスピードが低下し、100をオーバーするとコントロール不能になって落下しミスになります。

ボムの補充や負傷値の修復は航空母艦か敵の駐機場に降りることで補給されます。

そして、自分のヘリコプターの墜落箇所が工場や戦艦だったりした時はそういった拠点に損害を与える事が出来ます。

自分の軍の航空母艦は敵機から一定以上の爆撃を食らうか、プレイヤーが意図して航空母艦を攻撃した際や敵戦艦が同一の画面に参戦するとおのずと撃沈され、その時の残機は一切なくなり、その後は決して蘇らない。

その際でも敵駐機場での補充と修復は実行できるためゲーム継続は出来るが、食らったダメージは十分に修復しない。

そんな理由でゲーム半ば以降は被弾でのダメージ増量やレーダー網と敵兵戦闘機体のチームワークが増す点などによって、攻略が格段に厳しくなります。

それから、ゲーム突破を目標にしての敵拠点の工場については、タイムの経過やラウンドにより工場の耐久力がレベルアップし、近辺に高射砲や戦車とかがジワジワと配備されてしまうため、壊滅させるのが難しくなっていきます。

ファミコン版のユニークモードとして、2人対戦プレイができます。

説明書には、ファミコンのIIコントローラに使われたマイクに「ハドソン!」とさけぶことで、戦闘機を緊急発進させることができると記載されてあったんです。

2P側は「バンゲリング帝国」を使いこなし、戦闘機やミサイルなどによって1P側を襲撃します。

ファミコンのIIコントローラで高射砲の方向をコントロールでき砲弾等、ミサイルを発射可能です。