■スパルタンX プレイ動画

 

スパルタンXとは

スパルタンエックスは、1984年にアイレムからアーケードに向けた任意画面移動アクションゲームとし稼動されたゲームタイトルです。

ジャッキー・チェン主役の同じ題名映画『スパルタンX』をモチーフにしています。

ゲームは操作キャラ・トーマスを操って、左、右、しゃがみ、ジャンプでの動きと、パンチとキックボタンを複合させて敵キャラを打ち破りつつ進行し、それぞれのフロアのボスを撃破してシルビアを奪い返す事が目標です。

フロアを乗り越えるより先にライフゲージがなくなるか制限タイムがなくなるとミスになって、トーマスの残り数が減ってしまいます。反対に得点が5万点を越すとトーマスの残余人数が1増加します。

トーマスの残余人数が消え失せるとゲーム終了になります。

ファミコン用ソフトとしては、1985年6月21日に任天堂が移植、リリースしました。ディレクターは宮本茂。

スパルタンXゲーム内容

ステージは全部で5階層で設定され、奇数フロアは左向き、偶数フロアは右向きへに進みます。

偶数フロアの半ばまではバラエティーに富んだ罠が仕掛けられていて、各フロアにはそれぞれラストにボスが待ち受けています。

5階フロアを切り抜けると恋人のシルビアを救い出すことができ、一応のエンディングを迎えます。

この造りは映画のシナリオとは全然違い、強いて言うならブルース・リーが主人公の映画『死亡遊戯』と同じ様なものになります。

アイレムのスコット津村によると、自分の会社のファミコン加入初ソフトとしてリリースする予定だったが、宮本茂が何としても出したいとアイレムと打ち合わせをし、任天堂がリリースすることになりました。

初期段階のファミコンソフトに見受けられた「1 PLAYER GAME A」「1 PLAYER GAME B」といったモードセレクト画面がひさし振りに復活しました。

アーケードバージョンに存在したトーマスが戦闘に出かける前にMr.Xからの挑戦状を目にするシーンがカットされています。 5階をクリアしても再び1階へ舞い戻り、ちょっとハードルがアップしたステージをリピートしてゲームが続きます。

けれども、この単純さがその時のファミコン少年達に支持され、大きなブームを生じさせました。

さらに、その当時の流行りであった隠しBONUSポイントとして、12の倍数のたびに掴んでくる男を飛び蹴りで撃退すると5,000点をゲットできます。

ファミコンバージョンの音声合成はファミコンで「声」を表現したきわめて希少なサンプルである。

ボスとの勝負でやられた際やステージ合間のデモ画面での「ワッハッハッハッハッハハ」なる個性的なイントネーションの音声は印象的で、今なおフラッシュ動画などで話のタネとして取扱われるときがあります。

3階フロアの怪力男に倒された時の笑い声はその他のボスの声より低音で、4階フロアの妖術使いに倒された場合の笑い声は他ボスの音声よりも高音で、なんと言うか老婆のような印象を持ちます。

また、一部分の効果音は次年度リリースの『スーパーチャイニーズ』にも再利用されています。

スパルタンX プレイ思い出

このソフトも小学生くらいの時に友達と一緒に遊んでた気がします。
子供だったからまだジャッキーチェンとかよく分からなかったですね。
カンフー映画のゲーム化なのかなと思ったくらいです。
ミスターXは下段蹴りをずっとしてたら勝てたような思い出があります。