192キロビットロムカセット
ピンボールは、任天堂より1984年2月2日にファミコン向けゲームソフトとして、リリースされたピンボールゲームです。アーケードバージョンもあります。
また、本作品リリースより先にゲーム&ウオッチでも販売されています。
上下2画面に分離された簡単なピンボールゲームで、タマの動きや不可視となるフリッパー等々、シミュレーターよりゲーム性に重きを置いたつくりとなっています。
また、アップポストやストッパーにかかっている支援処置など、ビギナーへの気配りもあります。
ボーナスステージの中にはマリオとレディが出演しています。
フロアを掲げてブロックくずしの様にタマをコントロールし、タマがビンゴランプの上を通り抜ける毎にランプのカラーが変わり、ランプのカラーの列が整うとともに上に幽閉されているレディの足場が無くなって、最後には落っこちてきたレディを受け取って脱出させ、ボーナス点になります。その反対にキャッチし止められないと失敗に陥ってしまう。
なお、スタートボタンを押しつつ電源を入れると突然ゲームがスタートします。ゲーム終了になるとゲーム画面がバグるが、とりわけ気にする必要はない。
また、ROMカセット版はRAMにコピーして実施するとフリッパーが適当に作動してプレイ不可能になるというコピー保護メカニズムがありました。
今日のビデオゲームに慣れてしまったら、非常に単調で飾り気のない画面構成なので、今一つのゲームと感じられる人もいると思われます。けれども、ピンボールのキーポイントになる要素は丁寧に作りこまれているので十分に楽しめます。