ロードランナー(Lode Runner)は、ダグラス・E・スミスによって制作され、ブローダーバンドから1983年にリリースされたアクションパズルゲーム。

バンゲリングベイ、チョップリフターと一緒に、バンゲリング帝国三部作品の一部である。

ゲームの目的

ラウンド内にある金塊を敵キャラに捕まらずに回収しエスケープすること。

プレイヤーキャラは落とし穴を掘るためのレーザー銃が装着されており、床面に落とし穴を空けて下にあるフロアに動いたり、掘った落とし穴に敵キャラを落としたりして課題をクリアしていく。パズル性も備えたゲームソフトになっています。

敵ロボット

主人公を妨害して来る限られた敵キャラ。「衛兵」「番兵」または単純に「敵兵」とも言い表される。

少しだけスピードが遅くて、レンガを掘れない他はメインキャラと同等の能力を備えていて、毎回メインキャラを追ってきます。

出現人数はラウンド毎に設定されていて、出始め作品では1ラウンドにつき最大で3体という上限があったが、ここ数年の作品ではこの点を採用してない場合も多い。

1回でも接触してしまうとミスになるが、ロボットの頭の上に立ったケースだとミスになることも無く、足場代わりで利用することが可能です。レンガに埋め込んでやっつける事が可能ですが、やっつけてもステージ上のほうから復活してまた追ってきます。

さらにラウンド上の金塊を持っていくこともあり、この時は当分の間歩かせるか掘った落とし穴に落としたら金塊を出してくれる。レーザー銃でストレートに撃ってやっつけるなどは行なえない。

日本のロードランナー

ハドソンがファミコン向けに移植したものが最も認知度が高い。

同社のナッツ&ミルクと共に、ファミコン初めてのサードパーティー製ゲームソフトとして認知されている。 またファミコン初の動いていく画面を実装したゲームソフトでもあります。

独自のAppleバージョンではキャラが非常に小スケールで、1画面にロードマップを全部表現できていたため横移動の必要性はなかったが、ファミコン版では若年層への気遣いもあってキャラサイズを拡大したことから1画面に表現し切れず、Apple版とは違った画面構成の状態になっただけではなく、左右スクロールが適用されることになりました。

1画面に表現出来ないことでパズル性を損じる不安もあり、ブローダーバンド社からはNGが生じたが、その当時の工藤取締役と高橋名人が説得し、リリースにこぎつけたという。